競馬をやっていて、なおかつ馬券を購入してレースを楽しんでいるという人なら「回収率」という言葉をご存知ですよね。
競馬を始めたばかりの競馬初心者の方も、競馬番組などで「回収率」や「的中率」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか？
回収率は競馬の収支を考える上で最も重要といえる項目です。回収率を計算することで、馬券収支的に勝っているのか、それとも負けているのかを判断することができます。
この記事では、そんな回収率の計算方法や具体的な例、エクセルにまとめる方法や、回収率を簡単に計算できるアプリなどについてご紹介していきたいと思います。
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回収率とは？
◯◯率と聞くと、計算が苦手な人はそれだけでうんざりしてしまうのではないでしょうか？しかし、競馬で儲けたい、勝ちたいと考えているのであれば回収率は避けては通ることはできません。
今まで馬券を買い続けているという場合、自分はトータルで勝っているのか、それとも負けているのかということを回収率によって知ることができます。
回収率を計算したり管理したりするのは難しい、面倒臭いというイメージがあるかもしれませんが、実はコツを覚えれば計算も管理も簡単に行うことができます。
むしろ、回収率の管理をきちんと行わないことには自分がトータルで勝っているのか負けているのかをしっかりと把握することができません。
G1レースなどのビッグレースに年に何度か参加する程度しか馬券を買わないなら収支の把握も必要ないかもしれませんが、頻繁に馬券を購入しているのであれば収支管理は大切です。
競馬で勝つためにも回収率の管理を行うようにしましょう。
回収率の計算方法
回収率の計算というと面倒臭そうに感じるかも知れませんが、式を知っていれば意外なほどに簡単に回収率は計算することができます。
回収率とはお金をどのくらい回収できたかの割合のことで、100％丁度ならプラスマイナスゼロ、100％以上ならプラス、100％以下ならマイナスになります。
10,000円分の馬券を買って10,000円の配当が得られれば回収率は100％でプラスマイナスゼロ、11,000円の配当が得られれば回収率は110％でプラス、9,000円の配当しか得られなかった場合は回収率は90％になりマイナス収支となります。
回収率の計算方法は「払い戻し金額÷馬券購入金額×100％＝回収率（％）」となります。単に払い戻し金額を馬券購入金額で割るだけなので計算としてもシンプルで簡単ですが、回収率を計算するためには自分で購入した馬券の金額と払い戻し金額をしっかりと把握していなければいけません。
回収率の計算に使用するのは買った馬券のみではなく負けた馬券もです。負けた馬券のことを覚えておくのは気分の良いものではないかもしれませんが、収支の計算のためには必要なものとなるため忘れずに把握しておくようにしましょう。
もしも金額を覚えていられないという場合は負けた馬券をとっておいたり、即PATなどインターネット上で購入した馬券であるならばスクリーンショットなどで保存しておくといいでしょう。
回収率の計算例
ここからは回収率の具体的な計算例についてもご紹介していきたいと思います。計算方法は上記でもご紹介した、回収率の計算式を使用します。
1000円の馬券を購入し、払い戻し金額が400円だったとすれば、式に当てはめると400円（払い戻し金額）÷1000円（馬券購入金額）で0．4となります。0．4に100％をかけると40％になり、この時の回収率が40％であるということがわかります。
上位は回収率がマイナス収支の場合ですが、下記ではプラスの場合をご紹介したいと思います。
1000円の馬券を購入し、3000円の払い戻し金額を得たと仮定します。これを式に当てはめると3000円（払い戻し金額）÷1000円（馬券購入金額）で3．0となり、100％をかけて300％となります。
上記はあくまでも例のため割り切れる簡単な額にしましたが、式は変わらないため計算は簡単に行うことができます。
回収率の計算はとてもシンプルなので、頻繁に馬券を買っているという人は是非回収率を計算してみて、自分のトータル収支がどうなっているのかを把握してみましょう。
なお、いくら回収率を計算してもそれだけで実際にどのくらい儲けているのかを知ることはできません。
回収率300％と聞くとかなりすごいことのように聞こえますが、上記の例で言えば1000円が3000円になっただけでしかありません。これでは利益はたった2000円ということになりますから、競馬で儲けられたとは言えませんよね。
どの程度儲けているかを知るためには、馬券購入金額やトータルの配当額も知っておく必要があるため、これらも忘れずに把握しておくようにしましょう。
回収率をエクセルにまとめる方法
回収率をただ紙などにメモするだけでは後々で管理が大変です。回収率の計算は簡単に行えても、それをうまく管理出来なければせっかく計算しても意味がありません。
回収率はエクセルを使うときれいに、そしてわかりやすくまとめることが可能です。
セルA1に「払い戻し金額」を入力し、セルB1に「馬券購入金額」を入力したら、セルC1に「=B1/A1」というエクセル用の数式を入力しましょう。この数式を入力することで、セルに入力した金額が自動的に計算されるようになり、セルC1に「払い戻し金額÷馬券購入金額」を計算した結果が表示されるようになります。
その後、セルC1の分類を「セルの書式の設定」から「パーセンテージ」に変更するとC1に表示される計算結果が「％」で表示されるようになり、表として見やすくなりますよ。
エクセルには様々な機能がありますが、競馬の回収率計算や収支管理のためにはこれだけできれば問題ありませんので、難しいことは何もありません。
一度数式を入力すれば後は払い戻し金額や馬券購入金額を入力するだけなので快適に回収率計算を行うことができますよ。
回収率を計算できるアプリも
普段エクセルを使用しないという人や、わざわざお金を払って有料ダウンロードしなければいけないという人の場合はエクセルを使うのには抵抗があるかもしれません。
そんな時には、回収率を計算することができるアプリがおすすめです。
今は誰でもスマートフォンを持っている時代ですから、手軽に競馬の回収率計算を行いたいという人はアプリを使うといいでしょう。下記ではオススメの回収率計算アプリをご紹介したいと思います。
- 馬卓〜競馬収支日記
- 競馬収支 競馬の収支管理アプリ
「馬卓〜競馬収支日記」はネットから自動でレース情報を取得してくれるという便利なアプリで、出馬表・着順・払い戻しの確認も可能です。
「競馬収支 競馬の収支管理アプリ」は競馬の様々な収支をまとめて管理できる便利なアプリで、次の予想の参考にすることも可能です。シンプルに使えるため、難しいことはなるべくしたくないという人にもおすすめです。
まとめ
競馬の回収率の計算方法と具体的な例、エクセルでの回収率計算方法、回収率計算にオススメなアプリなどをご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか？
回収率は実は計算はとてもシンプルで簡単で、管理することで自分のトータルの馬券収支管理を行うことができます。
自分が勝っているのか負けているのかわからなければ次の予想に活かすこともできませんよね。競馬に勝つためにもぜひ回収率の計算や管理を行っていきましょう。
