競馬の収支で最も重要なのは回収率を上げることです。
回収率が100%を超えることが出来れば、プラス収支となりますが、控除率の関係により100%を超えることは非常に難しい仕組みになっています。
平均の的中を重ねてもマイナス収支になるのが競馬なので、他の人よりも優れた予想を行い、馬券を上手く購入していく必要があるのです。
回収率100%を超える為には、適当な予想を続けていても無駄なので、買い方や考えた方をしっかりと行うことが重要です。
そこで、この記事では競馬の回収率を上げる買い方をご紹介していきたいと思います!競馬で本気で勝ちたいと思っている方は是非参考にしてみてください。
目次
競馬の回収率を上げる買い方を紹介
早速ですが、ここからは競馬の回収率を上げる買い方や考え方について詳しくご紹介していきたいと思います。
まずは、回収率100%を超えることが出来れば上出来だと思うので、しっかりと収支をつけて回収率100%を目指しましょう!
的中率は考えない
回収率は的中率を考えてしまうとなかなか上げていくことが出来ません。むしろ、的中率を度外視ししっかりと利益を出すことが重要でもあります。
もちろん的中率が高いことに越したことはないですが、あくまでも回収率向上を目指すべきなのです。
例えば、1日12レースで馬券を買い、8つのレースで的中したとします。レース単位でみた的中率は約67%となり、非常に優秀な成績ですが、もし回収率が100%を下回っているようであればそれは負けとなります。
逆に12レース中1レースしか的中できなかったとしても、回収率が101%でもあればそれは勝ちになります。的中率で考えれば約8.3%程度ですが、利益が出ているので勝ちです。
つまり、的中率がどれだけ高くても回収率が100%切っているのであれば、それは負けになり、どれだけ当たらなくても1度の当たりで100%を超えれば良いのです。
トリガミは絶対に避ける
競馬の用語にはトリガミという言葉があります。ガミったなどとも使われていますが、これは的中したにも関わらずマイナス収支になってしまった事を意味しています。
例えば、全ての競走馬の単勝を購入したとします。必ず当たるので的中率は100%ですが、15頭立てのレースだった場合、15倍以下のオッズになった時には必ずマイナス収支になるのです。
これは例なので、そんな買い方する人いないでしょ。と思うかもしれませんが、例えば多点買いの三連単や三連複でも起こる現象です。
特に三連複の場合、上位人気馬で決着するとそこまで高いオッズになる訳でもなく、点数が少なくてもトリガミになる可能性はあります。
複数点の馬券を購入する時には、しっかりと最後までオッズを確認し、プラス収支になるような買い方の工夫が求められます。オッズは常に変動するので、確認を怠らないようにしましょう。
多点買いする時にも、金額の分配を行い、オッズが低い馬券には厚く賭け、オッズが高い馬券は薄く賭ける配慮は必ず必要になると思います。面倒くさがる方も多いですが、このような丁寧な努力が回収率アップに繋がっていくのです。
評価が高いのに人気が低い馬を探す
回収率を上げる簡単な方法は、下位人気馬の好走を見抜き、高配当の馬券を当てることです。
上位人気馬の馬を信じて安定して賭けたい!と思うかたもいらっしゃると思います。しかし、例えば単勝1.5倍の競走馬を10レース分、毎レース1万円賭けたとします。10レース全部当たれば15万円になりますが、6レースしか当たらなかった場合は、9万円にしかならないので回収率が100%を切ります。
中央競馬の単勝1番人気の勝率は約33%と言われていますし、単勝オッズが1倍台の場合でも勝率は50%程度となっており、この買い方ではプラス収支になる可能性が低くなってしまいます。
逆に言えば、人気が低くオッズが高くなっているにも関わらず、勝利しそうな馬を見つけることが出来れば、回収率を大きく上げることが可能です。
しかし、現実味がない予想ばかりしていると、的中率が下がり過ぎますし、掛け金が増えてしまい、高配当をゲットしても回収率100%にならないこともあるのでバランスが重要になります。
馬券種を使い分ける
現在販売されている馬券の種類は以下のようになります。
- 単勝
- 複勝
- 応援馬券
- 枠連
- ワイド
- 馬連
- 馬単
- 三連複
- 三連単
- WIN5
それぞれ的中率、配当額、控除率などことが異なりますが、この馬券で買うのが正解!というものはありません。しかしながら、常に同じ馬券で購入し続けるというのも最も良い方法とは限りません。
競馬玄人の方の中には、控除率が最も低い単勝と複勝が一番だという人もいますが、かなり精度の高い予想を行い、的中率を大幅に上げる必要があるので、簡単ではありません。
荒れそうなレースがあった時には、三連単ではなく幅広く狙える三連複や馬単などでしっかりと的中を重ねたり。
逆に上位人気馬で決着しそうな時には、三連単で買い目を絞り、的確に的中を目指すことが好ましい方法だと考えています。
馬券が外れることを恐れて買い目を増やす方も多いと思いますが、あまりおすすめは出来ません。実際に、買っておけば当たったのに!という経験よりも、買わなくてもよかったなという経験の方が圧倒的に多くなるはずです。
予想するレースに合わせてしっかりと最適な馬券を選択し、出来るだけ払戻金が高くなるようにし、回収率アップを目指していきましょう。
レースの選定を慎重に行う
競馬はどの馬券種でも回収率は100%を下回っており、馬券を買えば買うほど負ける仕組みになっています。控除率が低く、回収率が高いとされている単勝・複勝でも回収率は80%なので、馬券を平均的に当て続けることはマイナス収支を意味します。
その為、まずは買うべきレース、スルーするレースの選定をしっかりと、慎重に、高い精度で行う必要があります。予想が当たる当たらないの前の話であり、このレース選定が上手くなれば回収率アップに大きな影響を与えます。
ダントツの1番人気が飛びそうなレース、紛れが起きずに上位人気で決まりそうなレース、幅広く抑えておけば思わぬ高配当が狙えそうなレースなど。
大方のレース予想を決めてからレースを選び、そこからレースの予想を行うことが重要だと考えています。
中には、休みの日に第1Rから最終Rまで競馬を楽しみたい!という人も多いと思います。それはそれで競馬の一つの楽しみ方なので良いと思いますが、確実に回収率を上げたいと思うのであれば、レースを厳選することは必須になると思います。
しかし、ダントツの1番人気の凡走、下位人気馬の好走。レースの選定は簡単ではありません。競馬の豊富な知識や、高度な読み、深い考え、膨大なデータなど様々なことが必要になってくるでしょう。
まとめ
今回の記事では、回収率が高い買い方について詳しくご紹介させていた抱きましたが、参考になりましたでしょうか?
的中率の高さは競馬予想が上手いとは言えませんが、回収率の高さは競馬予想の上手さに繋がると思います。
どれだけ的中率が高く手も、回収率が100%を超えていなければ意味がありませんし、逆にどんな予想だろうと回収率が100%を超えていれば大勝利なのです。
競馬の平均の回収率は75%前後となっていますが、まずは100%を超えれるように工夫、努力をしていくべきだと思います。ぜひ今回ご紹介した方法を駆使して高回収率を目指してみて下さいね。